卒業式-3

卒業式の日米比較を試みる。



卒業式の写真を見た方々から
「うれしそう」「いい顔してる」と言っていただく。
うん、自分でも
思ったよりうれしさが顔に出ちゃってると思う。
だって久しぶりな人に続々会えたんだもん。
「うわー元気?写真撮ろう!」で撮ってるから
ついあんな顔になっちゃうのよ。

Jに「最多卒業賞がもらえそうだね」と言われた。
まぁこの後があるかどうかはさておき
すでに3回も出ちゃったうえにまだ在籍中だから
有力候補ではあるな。

アメリカの卒業式はうれしくて楽しい。
本人も家族も先生方もみんな笑顔。
私のように知り合いが集まっていてうれしい、というのも
なくはないだろうけど
それより達成感が大きいんじゃないかな。
明日から始まる新しい生活にワクワクしている。

ふと、日本の卒業式のことを考えた。
小中高大学…うーん。
どれも泣いてたような記憶がある。

日本の卒業式だって“祝”の垂れ幕があって
「おめでとう」と言われたりするのだけど
アメリカのようにお祝いムード満開だった気がしない。
さほど好きでもなかった学校でさえ
なぜか去りがたく
小学校から中学へ、みたいな近所の移動で
またすぐ会えるに決まっていても
なぜかみんなと離れがたかった。

日本の卒業式はさみしくて悲しい。
「今こそ別れめ いざさらば」なのだ。
明日からは通い慣れた場所の部外者となり
毎日会っていた仲間とは会えなくなる。
“祝”とは名ばかりの辛い儀式なのだ。

あぁ、それで日本では入学式をやるのか。
新しい生活のワクワク感を持たせる儀式が
別枠で必要なのだ。

中学のときも高校のときも
友達と「ちょっと行ってみよっか」とか言って
母校を訪ね「なつかしー」と喜んだものだ。
日本的な懐古の感情を英語にするのが難しいことは
よく指摘されているが
このあたりのヒミツは
“卒業”に対する気持ちの違いにあるかもしれない。
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by emi_blog | 2010-05-23 04:47 | 文化 | Comments(0)  

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