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レッテル

『レッテルを貼り換え続ける』
という発想について。



レッテルを貼るということを
私は世間で言うほど悪いことだと思っていない。
レッテルを貼らないということは
自分の判断基準を放棄することで
人や物事の価値を深く観察しないこと。
余計なトラブルを回避または予知するためにも
むしろレッテルはきちんと貼れるようになった方がよいと思う。

危険なのはレッテルを貼りっぱなしにして
自分や他人や物事の変化を無視すること。
「私はこれしかできないから」
「あの人ならこう考えるに違いない」
「そんなこと起こりっこない」。
そうやって決めつけて他の可能性を断ってしまうこと。

大人も子どもも日々変化する。
評価する私も変化する。
社会も事情も関係も絶えず変化する。
そのたびに面倒がらずに
常に最新のレッテルに貼り換え続けることを
期待というのかもしれない。
ひょっとしたらそれに応えて
弱った者は力を
臆病者は勇気を
怠け者はやる気を
驕れる者は慎みを
暗い社会は希望を
取り戻すことがあるかもしれない。

いつもはこうだけど、今日は違うかもしれない。
そういう不安定さを前向きにとらえていけたら
他人も自分も上手に伸ばしていける気がする。

by emi_blog | 2010-07-18 01:26 | 仕事 | Comments(0)  

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