ストール

近所のショップ店長Lさんと
ストールのこと。



実家の最寄り駅の真隣にある
小さなお洋服屋さん。
私はファッションに興味がないので
よくわからないんだけど
ああいうのをセレクトショップというらしい。

最近でこそこの辺りはおしゃれなイメージで
カフェやこだわりの雑貨店が増え
遠くからわざわざ人が来ることもあるみたいだけど
この店ができた当時は極めておとなしい住宅街。
「お店屋さんができた」というだけで
ちょっとワクワクするようなかんじだった。

初めてこの店に入ったのは中学生ぐらいの頃。
母に連れられて…だったのではないかと思う。
高校・大学時代は遠ざかっていたが
大人になってまた戻ってくることになった。
私は買物をぱぱっと済ませたいタイプなので
サイズも好みもわかってくれているお店があるのは
とても助かるのだ。

「日本の底辺で店をやっている」とLさんは言うけど
固定客も新規の客も定番も遊び心も取り込んで
いつもバランスの良い展開をしている。
展示会や買い付けなどにもマメに足を運んで
きちんと勉強されているプロ意識が私好み。

駅を使うときに前を通るので
セールやディスプレイなど気になってはいたのだが
この夏はなんだかんだでお店に入る機会がなかった。
出国直前の今日、やっとチャンスが来た。

「あ、おかえりなさーい」。
年に1回か2回しか行かないので
毎回、覚えてるかなぁ?とおそるおそる入るのだが
ちゃんと名前で呼んでくださる。
先客のお見送りが済むまで
しばらくひとりで勝手に見て回る。

そして貸し切り状態になってから
雑談しながら「こんなのは?」と見繕ってもらう。
「買わなくてもいいから着てみせて」と勧められて試着し
「あ、ダメだ。似合わない。やめときな」と言われたり。
ほとんど親戚の子扱い。

きれいなストールがあったのでちょっと巻いてみた。
巻き方のコツを教わる。
なーるほどーと棚へ戻そうとしたら
「それ似あうね。あげるわ」と。
えぇぇ、店長、それはダメでしょう。
「いいじゃない。なんかあげたいと思ってたし」。
何年か前にも
キャミソールを“オマケ”してもらったことがあった。
そんな服屋、聞いたことないよ。

お会計のときストールの分も払おうとしたが
「アメリカでがんばってるんだし。応援したいから。
プレゼントさせてよ」と言われてしまい根負け。
ありがたく頂戴することにした。

クタッとした肌触りのやわらかいストール。
大事にしよっと。
[PR]

by emi_blog | 2010-08-11 11:48 | その他 | Comments(0)  

名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。

<< 遅延 伝授 >>