Potato Chips

定番中の定番。
サンドイッチにポテトチップス。



あれはいつ、どこのことだったんだろう。
初めてアメリカのレストランでサンドイッチを注文し
プレートにポテトチップスの小袋が載ってきたのに
驚いた。

いまでこそファミレス程度の店なら
ティーバッグとお湯だけを提供して
客にお茶を作らせるというシステムが日本にもあるけど
当時の日本人の感覚では
レストランのテーブルだというのに
スーパーに並んでいる商品がそのまま出てくるというのは
かなり衝撃的だった。
せめて袋から出してこいよ、と思ったものだった。

そしてそれが
サンドイッチ×ポテトチップスという組み合わせに出会った
最初だったと思う。
以来、家でも外でも
サンドイッチの脇にはポテトチップス。
ポテトチップスをはさんじゃう人もいるくらい
このふたつは相性がいい。

ハンバーガー×フライドポテトは
早くから定着しているのに
サンドイッチ×ポテトチップスは
日本になかなか入っていかない。
どこが違うんだろ。
むしろサンドイッチには
×サラダとか×デザートの方がメジャーかも。

日本の自宅でサンドイッチを作ったときに
ポテトチップスを添えてみた。
んむむ。
なんだかポテトチップスが際立っちゃって
サンドイッチとしっくり行ってない。
全体的にチップが薄くて軽すぎるし
素材のしっかりしたじゃがいも味が邪魔になる。
単品としては素晴らしいけどねぇ。
日本のポテトチップスは完成度が高すぎて
サイドメニューにはふさわしくないと見た。

アメリカのぱさっとしたパンに
主張弱めのトマトやレタス。
そんなつもりはないのに無骨なポテトチップス。
これがマッチするんだよなぁ。

ちなみにsandwichとは「パンに具をはさんだ食べ物」で
パンの種類や厚みとは関係がない。
ハンバーグを使うとhamburgerとなるのだけど
日本語ではどうもバンズ型パンで具をはさんでいれば
中身が鶏肉や野菜でも『ハンバーガー』で
パンが薄ければ『サンドイッチ』と呼ぶっぽい。
アメリカで"Chicken Sandwich"を注文すると
チキンバーガーが出てくるのはそのせいだ。

それからアメリカの食品はなんでもそうだけど
ポテトチップスは特に塩分が多め。
Lightly Salted(うす塩)でも十分しょっぱい。
Sushiだってワサビをどっさり塗って
醤油に“浸して”食べるからこそ人気なのだ。
日本食がブームになって久しいが
本当の日本食(=和食)はほとんどのアメリカ人の口に合わない。

舌の違いは理解じゃなかなか超えられない。
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by emi_blog | 2010-08-31 01:55 | 文化  

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