執着

私はモノを持たない。
うちには要らないモノは置いていない。



スカイプでビデオ通話をすると
「部屋、なんにもないですね」と言われる。
カメラに映るのは証明写真みたいな真っ白の背景と私のみ。
プロファイリングの手がかりになりそうなものがまるでない。

車も、そう。
所有者が男か女か、言い当てられないと思う。
かばんの中身も、そう。
なんなら手ぶらでも出かけられる。
完全にオッサンやね。
あ、てことは予想される性別は男になるのか。

要るモノは買うけれど、要らないモノは買わない。
無料だからといってなんとなくもらったりしない。
それでも気づかないうちにモノは増える。
だから定期点検をして、使わなくなったモノは手放す。
私が常に変化している以上、要るモノも変わっていくのだから
入れ替わりはあってしかるべき。
いちおう取っておいたりしない。
手放したモノのことはすぐに忘れる。
来るモノはしばしば拒み、去るモノは追わない。

ぬいぐるみを集めたり、小物を飾ったりする趣味がない。
見た目のかわいらしさより、ラクに掃除ができる部屋を好む。
アートより実用。
でもここまでモノを削れるのは
私の執着心のなさゆえだろうと思う。

生に対する執着が強い人は
モノを捨てられない傾向にあるという。
なるほど、心当たりがある。

私には人やモノに対する執着がない。
要求も欲求もこだわりもない。
自分の過去にも現在にも未来にも、あんまり興味がない。
人生がいつ終わっても、ずっと続いても
何が起きても、起きなくても、別にかまわない。
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by emi_blog | 2012-02-03 23:12 | その他 | Comments(0)  

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