Memory

私は記憶力が弱い。
そして記憶しようと努力もしていない。



子どもの頃はこうじゃなかった。
むしろ「よく覚えてるねぇ」と言われることが多かった。
テスト勉強は一夜漬けの丸暗記で乗り切った。
教室を出る頃にはもう忘れていたけどね。

中学あたりから徐々に衰えつつも
高校ぐらいまではそこそこの記憶力があった。
…と思う。
よく覚えてないけど。

アメリカの大学院生になってからは
Rote memory的な暗記はまったく機能しないし
短期・長期ともにメモリー容量がものすごく小さくなった。
ほら、『忘れ』ネタがこんなにたくさん。
「忙しいから」「他に大事なことがたくさんあるから」と
周りになぐさめられ、自分でもそう思おうとしていた。
実際、2008年ごろまで、学期中はゼロに等しい記憶力も
休みに入るとやや回復したりしていた。

忙しさのピークを過ぎ、ここ数年は
学期中も休み中も区別なく、年がら年中忘れっぽい。
さらにタチの悪いことに
忘れた&思い出せないということを全然気にしていない。
ストレスにはならないが反省もしない。

忘れて困ることは書いておく。
というより、忘れるために書く。
弱った記憶力に「覚えておかなきゃ」と強いるのは酷だからね。
書いて「ハイ、忘れてよし」と解放してやる。
予定はカレンダーに書き込み、メールは読んだらすぐに返信する。
で、忘れる。

このブログも、考えたこと・やったこと・できなかったことなどのうち
後で思い出したいことを書き残しておくために続けている。
忘れてもかまわないことや、
忘れられないことは書く必要がないから、書かない。
ま、「忘れられない」と言ってもなにしろ激弱の記憶力なので
100%当てにはならないけどね。
忘れたら忘れたでOKだし。

2005年10月から始めたこのブログは
それ以降、現在に至るまで
私の“外部メモリー”として情報を貯蔵してくれている。
脳にグーグルつけてほしい」と書いたこともあったが
いまや本当にキーワードを入れてブログ内を検索すれば
私がいつ、どういう経緯で何を考えたか、情報を呼び出すことができる。
というわけで、心置きなく忘れておける。

脳は記憶以外に使い道がいっぱいあるんだから
できるだけ軽く保っておいたほうがいい。
特にうちの脳作業チームは急に肉体労働系の発注が入って
昼夜を問わず働かされることがあるから
いざというときに備えるという意味でも
贅肉や不用品など、余分なものは極力持たないほうがいいのだ。
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by emi_blog | 2012-04-09 02:01 | その他  

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