暗中模索

濃い霧の中、見通しの悪い道を走っているような
そういう期間の真っ只中にいるときのこと。



あきらかに視界が悪い。
前へ進んでいるのか、後ろへ進んでいるのか、
はたまた止まっているのかもわからない。

きっと長くは続かない。
やがて霧は晴れ、視界は回復する。
そういう予感はある。
だけど、だからといって楽観的になれるわけでもない。

宿題を出してくれる先生も
仕事を言いつけてくれる上司も、もういない。
何をいくつやり、いつまでに提出しろと命じてもらえるなら
すぐにでも取りかかるのに。
課題の正体さえわかれば
迷わず一歩を踏み出す用意はあるのに。

気力も体力もある。
逃げない覚悟もある。
良いシナリオも悪いシナリオも具体的に描ける。
状況に応じた身の振り方も想定できている。
支えてくれる人もいる。
これだけの条件に恵まれていて、なぜ。

どうすれば霧から抜け出せるのか。
そればかりを考えて、答えは見つからない。
歯がゆい。
もどかしい。
早く楽になりたい。
でも、どうしようもない。
Nothing is going right.

で、とうとう観念した。
今はどうもがいたって事態は好転しないのだ。
自然に霧が晴れるまで、待とう。

今の私にできることは、人に会い、話を聞くこと。
その人の経験や思い、行動、信念、哲学に触れること。
それらに納得したり、反発を覚えたり、感動したりする自分を
冷静に見つめながら経過を観察したいと思う。

ゆっくり、ゆっくり。
幸いなことに私は気が長い。
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by emi_blog | 2012-08-17 05:47 | その他  

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