振り込め詐欺

アメリカ流・振り込め詐欺の舞台は
なぜかいつもヨーロッパ。



いつだったか友人Sを名乗る人物から“緊急”メールが届いた。
「ロンドンで旅行中に強盗に遭い、現金やパスポート、携帯を奪われた」と。
学期中の猛烈に忙しいときで、Sが旅行に行っているわけもなく
すぐにスパムだとわかった。

今日はNという、同じプログラムに在籍しているらしい女性から。
「スペインを旅行中に携帯を失くした」という“緊急”メールが
プログラムのListserv(メールリスト)経由で届いた。
なるほど、Listservに撒き散らされると
私のようにNと面識のない人にも届いちゃうわけね。
またもや学期初めの、海外旅行なんて行ってる場合じゃない時期なので
ひっかかる人はいないだろうと思うけど。

ネット上で検索してみると、他にもスコットランド版などがあるようだ(参照)。

手口としてはだいたい共通していて
「後で返すから、とりあえず帰国費用を貸してくれ」と
指定の宛先に送金を依頼する。
金額はだいたい2-3000ドル(またはユーロ)、
「でも、いくらでもいいよ」というのが定番。

一斉送信でざっくりと。
たとえば受信者がそのメールに返信でもすると
返信は本人に届くので、すべてがバレてしまう。

日本の振り込め詐欺の巧妙さとは比べものにならない。
大胆で大味なアメリカと、繊細で重箱の隅をつつくのが好きな日本の
文化の違いがこんなところにも。
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by emi_blog | 2012-09-06 02:58 | 文化  

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