The Finland Phenomenon

今更ながら、改めて
フィンランド式教育法のこと。



アメリカで教育をやっている人なら誰でも知っている
Tony Wagner (参照)。
彼の講演を翻訳する機会があったので
ついでにフィンランドの教育について読み直してみた。

その過程で "The Finland Phenomenon" というビデオも見た。
興味のある人はYouTubeなどを検索してみるといい。
ビデオを見ながら私が取ったメモは以下のとおり。

"...start with the students, and understand their perspectives, and then
go into the classrooms"
(出発点は生徒。生徒のことを理解し、それから教室へ向かう。)

"Less is more."
(減らすことの効果)

"(Teachers) have become knowledge workers, working collaboratively,
thinking of their classroom as a laboratory for continuous innovation,
trying to understand how to ensure that all students achieve at very
very high levels"
(教師は頭を使う仕事になった。
他者と協力し、教室を「イノベーションが続々起きる実験室」と捉え、
生徒たち全員が非常に高いレベルで成果を上げられるよう仕向けるのだ。)

"Research-based teacher education"
(研究に基づく教員養成/研究者的要素を備えた教員を育成すること)

"People perform better when they are trusted."
(信頼されていると思うと、人はがんばれる。)

"The trust-based system, trust-based professionalism can get
absolutely better results."
(信頼をベースとしたシステムやプロ意識によって、結果は格段に良くなる。)

電卓でできることは電卓でやればいい。
辞書に載っていることは辞書を引けばいい。
グーグルで調べられることはグーグルで調べればいい。

教育は教育にしかできないことをやらなければならない。
人間にしかできないことのできる人間が
人間にしかできないことのできる人間を育てなければならない。


【参考資料】
Faust, S. (Director). (2011). The Finland Phenomenon: Inside the world’s most
surprising school system.
参照

Sirota, D. (2011, July 18). How Finland became an education leader. Salon.
Retrieved March 8, 2013 from http://www.salon.com/2011/07/18/tony_wagner_finland/
日本語訳

Wagner, T. (2012, April 13). Educating the Next Steve Jobs. The Wall Street Journal.
Retrieved March 8, 2013, from
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304444604577337790086673050.html
日本語訳

Wagner, T. (2012). Play, passion, purpose. Presented at TEDxNYED.
Retrieved March 5, 2013, from
http://www.youtube.com/watch?v=hvDjh4l-VHo

北川達夫・平田オリザ (2008) 『ニッポンには対話がない:学びとコミュニケーションの再生』
三省堂

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by emi_blog | 2013-03-11 10:16 | 教育  

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