資格依存

「最近はよく『TOEICよりTOEFLだ』と言われますが
どう思いますか?」と聞かれた。



かつて英語の資格といえば英検が唯一絶対だった。
みんなが一斉に英検を受け始め
ひとつでも上の級に合格するためにがんばった。
やがて、神様扱いだった1級合格者が増えてくると
ある疑問がわいてきた。
「英検1級を取っても、思ったほど英語できてなくない?」。

そうか、英検じゃダメなんだ。
それでは、というわけでTOEICが登場した。
みんなが一斉にTOEICを受け始め
1ポイントでも高いスコアをマークするためにがんばった。
やがて、神様扱いだったTOEIC満点が増えてくると
ある疑問がわいてきた。
「TOEICで満点を取っても、思ったほど英語できてなくない?」。

そうか、TOEICでもダメなんだ。
じゃあTOEFLなんじゃない?
今、ここまで来たわけだね。

ここから先は何を出そうか。
通訳や翻訳の資格?GRE?外国の大学院の学位?
おんなじことの繰り返し。
ついには日本中に
英語学かなんかのPhDを持った人がうじゃうじゃ。
で、
「PhDを取っても、思ったほど英語できてなくない?」
って言うようになるのかしら。

そうなる前に「あ、そういうことじゃないんだ」って気づくかな。

『TOEICよりTOEFLだ』。
そういうことじゃないんだよ。
外国語は、資格を取ったぐらいでできるほど簡単じゃない。
ナメてもらっちゃ困る。
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by emi_blog | 2013-03-20 09:52 | 英語  

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