がんと英語

抗がん剤の研究バナシを聞いて
英語教育について考える。



久々の日本食に舌鼓を打ちながら
抗がん剤研究者のKさんに
論文執筆のこと、将来の計画などを聞いた。
博論も大詰めを迎えたKさんは、年明けにはポスドク。
現在はその準備中。
いいなぁ。

「そもそも、がんって何?」「がんは進化しないの?」
「がんは治療しない方がいいって本当?」など
私が思いつくままに質問しても
Kさんはちゃんと受けとめ、丁寧に説明して
ド素人の私をわかったような気にさせてくれる。

そんなKさんが一般の人から受ける質問の第1位は
「どうやったらがんは治りますか?」。
Kさんの答えは
「治すことを考えるより、かからないようにしてください」。

なるほど。
がん治療の難しさを知っている専門家だからこそ、だよね。
「なったらどうする」じゃなくて
食事などの生活習慣に気をつけて、「ならないようにする」ことが
大事なんですよ、と。
ふむ。

英語教育の研究をしている私が
一般の人から受ける質問の第1位は
「どうやったら英語ペラペラになりますか?」。
私の定番回答は
「それがわかったら研究やめます」なんだけど
Kさんの答えに倣って
「それはとっても難しいですから、ぜひ他の方法を」と促す
ナイスな答えを考えてみよう。

えーと、前半は
「ペラペラになることを考えるより」?
「しゃべることを考えるより」?
「できるようになることを考えるより」?
それとも、「英語のことを考えるより」?

そして後半は?
うーん。

がんの回答に英語を代入するのは無理なのかなぁ。
難しさは似たようなもんだと思うんだけど。
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by emi_blog | 2013-09-05 17:37 | 英語  

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