Teaching Grammar

お試しアイディア。
英語教育に携わりたい人向けの文法のクラス。



受講生のイメージとしてはTESOL の学生だけど、
日本で言うなら英語教員を目指す大学生とかかな。
やり方次第では現役の先生向けにもできそう。
1学期の標準的コマ数、13-5回ぐらいを想定。
受講生にレッスンプランを作成させ、模擬授業を行う機会を与え、
受講生同士でフィードバックをしながら、受講生全員が全項目について
自信を持って、かつ創意工夫して教えられるように持っていく。

【ゴール】
・文法を教える/学習する意義を考え、教え方を学ぶ。
・自身の文法についての理解を深める。
・教える立場になったときに使える資料やアイディア集を作る。

【第1回】
①イントロ
受講生に自己紹介とともに、
1. どこで誰を対象に英語を教えたいか
2. 英語の文法に対する印象、文法学習の経験談、感想
を語ってもらう。

②文法項目の列挙
自身の経験から、文法項目として重要と思われるものを、
理由とともに挙げてもらう。
例:不定詞、関係代名詞、時制、冠詞などなど。
サブカテゴリーも出して、コマ数+余分になるまで
じゃんじゃん挙げていく。
で、軽く話し合いをして、1項目1コマではまるように割り振る。
順番は挙げた順でも、関連づけて流れるようにしても、どっちでも。

③文法項目の選択
並んだ文法項目の中から、各受講生2つずつ、
自分が教える項目を選ぶ。
各項目2人ずつにきっちり分けても、1-4人ぐらいに幅をもたせても、
どっちでも。
「ここで苦手なのを選んでおくと、将来プロになったとき助かるよ」
という感じで、準備期間や練習の場を有効に使うよう促す。

④課題の説明
各受講生は選んだ項目について、授業を作り、実践することを伝える。
成績の付け方(下記)を公表する。
模擬授業の前に提出するレッスンプランには、
1. 対象となる学習者(年齢、目的、母語など)
2. 場所(日本 or その他、学校 or その他、EFL、ESLなど)
3. ターゲットとなる文法項目の重要性(なぜ教えるか、なぜ学習するか)
を必ず含むよう、指示。
書き込み式のレッスンプランシートを用意しても、しなくても、
どっちでも。
レッスンプラン作成/授業準備の段階で
講師やクラスメートから助けが得られるよう、
オフィスアワーやバーチャルの場などを設けておくとよい。
少なくとも講師は資料の共有や相談に対し
協力的であることを示しておく。

⑤ディスカッション
アイディアをふくらませ、模擬授業準備をイメージさせる。
例として、選に漏れた文法項目を使い、
「たとえば進行形を教えるとしたら、どう?」という感じで
その項目はどんなときに使われるか→なぜ重要か、
良い例文はどうやって探せばいいか、
どんな教材を用意して、どんなアクティビティをさせるか、
などなど、ブレインストーミングさせる。
ペアやグループで即興のレッスンプランを作らせ、
発表、フィードバックを行ってもよい。

【第2回以降】
受講生による模擬授業とフィードバック。
模擬授業の間、発表者以外の受講生は生徒役をやり、
授業後は仲間として評価、改善点の提案を行う。

講師はフィードバックが煮詰まらないよう注意する。
フィードバックは発表者を育てるつもりで、
将来一人立ちしたときに役立ててもらえるよう、
出し惜しみせず、協力する姿勢を見せるよう強調する。
ただの褒めあいや表面的な感想に終わらないように、
・教材(対象者に合っているか、独創性など)
・説明のしかた(わかりやすさ、学習者の興味を引くか、など)
・理解の確認のしかた(アクティビティや課題の有効性など)
など具体的な内容について「どうだった?」と促す。

【成績】
成績の付け方は、以下のようなポイントで、適切に重さを分配し、
第1回の授業で説明しておく。
・Participation (出席、発言の質)
・Assignments (レッスンプランの締め切り、内容、授業後の感想)
※フィードバックを提出物に含め、授業後に書いて出す
(オンラインの場があればそこへポストする)ようにさせても。
・Performance (模擬授業)
※「上手い下手じゃないよ」ということをはっきり伝えておく。
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by emi_blog | 2015-05-27 06:36 | 授業・カリキュラム  

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