乗客

日本の鉄道各社が
乗客の暴力行為防止ポスターの掲示を始めたらしい。



「これらはすべて暴力です!」
というコピーの周りを囲む、例がすごい。(参照

・頭突きをしてケガをさせる
・ネクタイを引っぱる
・ビールをかける

こ、これは…。
私が日本語や日本文化のクラスを担当していたら
絶対授業で使うよ。
「敬語で注意をする」という高度な言語操作を
ロールプレイで実践させてみるもよし。
年末年始の飲み会の文化や、
「飲みニケーション」や「無礼講」という考え方について
ディスカッションさせるもよし。
日本人を交えて、酔っ払いに対する社会の寛容性について
意見交換させてもいいかも。
根底に流れる、「お客様は神様」「日本式の客」も取り上げよう。

それにしても。
頭突きに、ネクタイに、ビール。
事例として実際にあるから、ポスターになったんだよね。
この3つに絞られるまでの過程には、他にも候補があったんだろうね。
外国にはあんまり知られてないかもしれないけど、
日本もなかなか荒っぽいのよね。

日ごろ、我慢してるからかなぁ。
根深い不満がありそうだなぁ。
そう思うと、こののっぺらぼうの“犯罪者”たちが
どことなく、切なく見えてくる。


【関連記事】
サービス (2011/1/7)
[PR]

by emi_blog | 2015-12-21 01:52 | 文化  

<< No English 相談セッション:アメリカ留学準... >>