「ネーム」

漫画つながりで。
「ネーム」って、何?



友人が近々、漫画になるらしい。
それで、「まだネームしかないけど」と
制作段階のものをチラッと見せてもらった。

その専門用語を聞いて意味がわかったことに
我ながら感心した。
漫画家を目指していた中学生のころ以来、
聞いたことはなかったと思うけど。

で、疑問。
「ネーム」って、何?

ネットで見る限り、辞書には
「出版物の写真や図版につける簡単な説明文。」(参照1 参照2
とある。
ふむ。
で、これが漫画の、あの工程に使われるようになった、と。
出版業界用語辞典には
「さし絵や口絵などに添えられた説明文。
また、マンガの吹き出しのせりふのこと。」(参照)とある。

だとすると、私の知る限り、この定義は
一般的に使われている「ネーム」とちょっと違う。
「ネーム」はセリフもだけど、それだけじゃなくて
コマ割りとかざっくりした絵も含んでいるはず。

それはともかく。
で、なんで「ネーム」?

結論から言うと、迷宮入り。
同じ疑問を持つ人がいるということだけがわかった
参照1 参照2 参照3)。

とりあえず見た目のわりに、英語の"name"とは関係がなさそう。
では、英語では「ネーム」をなんて言うのか。

「漫画の描き方紹介ビデオで
”jot (down) an idea"と言ってた」(参照)、
「rough sketch」(参照1)、
「Name」(参照2)(たぶん意図としては"Neemu")など
情報にバラつきがあるが
おそらく英語話者にいちばん伝わりやすいのは
「rough layout」(参照)だろうな。

そして日本語ではネームに関わる動作を、「切る」というらしい。
「ネームを切る」かぁ。
専門用語っぽさ全開だね。
英語で漫画の話をする人たちは大変だなぁ。

ただ、その話題に関係するのは芸術家たちだから、
きっと言語なんて超越しちゃってるんだろうね。
この場合、日本人の方が“ネイティブ”扱いで
やや強い立場にいるわけだし。
「カット・ザ・ネーム、あ、ソーリー、ネイム、ネイム。
カッティング・ザ・ネイム。」とかで
問題なく通じてそう。
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by emi_blog | 2016-01-29 10:10 | ことば  

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