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読む

ある朝、目が覚めたら
読むのが大好きになる魔法はないかしら。



私の周りには読書家が多い。
それも年々、読書家率が高くなってきている。
研究関連はもちろんのこと、それ以外で出会う人たちも
どういうわけか、常に本を読んでいるような人たちが多い。
で、いま読んでいる本の話をしたり、
話の中に最近読んだ本のことを織り交ぜたり。
あるいは「いい本ないですかね?」みたいな求めに応じて
過去に読んだ本を紹介したり。

どうなってんだい。

私は読むのが大嫌いである。
研究や業務上必要な論文や本はしょうがないから読むけど
それ以外に何かを読むということはない。
なるべく読まないで暮らしたい。
が、そうもいかないので、しぶしぶ読む。

ま、数十ページまでのジャーナルの論文ぐらいは
どうにかなるけどね。
博論クラスの論文とか本とかの、長いやつ、さぁ。
どうしたらいいのかしら。

読書家たちは本を開いたら、その世界に入って浸って、
どんどん引き込まれてワクワクして止まらない、
みたいな経験をしているらしい。
残りページが少なくなると寂しくなったりもするらしい。
意味がわからない。

私は本を手にすると、気が重くなる。
ため息をついて、仕方なく表紙を開く。
あきらめて、少し読む。
んんんー。
やめたくなる。
すると、「お」という部分に出会う。
それで、もうちょっとなら読めそうな気になる。
でもまたやめたくなる。
また「お」という部分が現れる。
その繰り返し。
残りページを確認して、ため息をつく。
早く終わってくれと、祈るような気持ちで読み進む。

とにかく、私にとって読むことは苦行。
我慢の連続。
だから読み終わったときの解放感がハンパない。
その喜びを元手に、書く。
そんな感じ。


【関連記事】
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by emi_blog | 2016-02-18 09:04 | その他 | Comments(0)  

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