記憶

すっかり忘れていたことが
めきめきと蘇ることがある。



年齢とともに記憶力が低下しているのを
ひしひしと感じる。
「昔はこうじゃなかった」という弁解もせつない。

お店や人の名前、
何年前の出来事か、
よく知っているはずの電話番号などなど
思い出そうと努力さえしない。

それなのに
何かを失うと途端に立ち上がる記憶がある。

それも正確な時系列で
どこで何を買ってその後どこへ行ったか、
相手の表情や声のトーンという細かい部分まで
鮮明に思い出される。

そんなところまで見ていたのかと
当時の自分の観察に驚くほどだ。

不思議なのは時々そこに
私自身も組み込まれて登場すること。
自分の行動も
カメラに収められているのだ。
夢を見ている感覚に近いだろうか。

あえてひとつひとつを丁寧に追ってみたら
じゅくじゅく痛んできたので、やめた。
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by emi_blog | 2006-08-18 23:00 | その他  

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