野鳥の会

アパートの裏庭は
まだすっかり雪に埋もれている。



建物と平行して直線が一本。
ここを通って駐車場に抜ける人のために
人ひとり通れる分だけ雪かきがしてあるのだ。

通路のゴール地点には木が生えている。
お昼を用意しながらなにげなく窓の外を見ると
その木の下で何かもこもこ動いている。
リスにしては大きい。

体長50cmぐらいの鳥が9羽
雪かきされた部分の芝生をついばんでいる。

リーダーらしき1羽が少し離れて見ている。
自分もちょこちょこ食べてはいるが
他のみんながある程度食べた頃を見計らって
全体を先導して少しずつ場所を移動させている。

雪の季節は食べ物がないのだろうか。
この裏庭も“通路”部分しか芝が出ていないので
鳥たちは必然的に一列になって
こちらに向かって進んでくる。

ときどき列を離れて雪の方へ行くヤツもいて
よたよた歩いていたかと思うと
片足がズボッとはまったりして
ものすごくかわいい。

細長い首は黒く、頬(?)のあたりに白が入っている。
おなかはぽってりしていて羽根は茶色。
水かきがある。

餅は餅屋なので
子ども向け“鳥博士”のページもある
全国ガン・カモ類飛来情報”なるサイト宛に
「こんな鳥を目撃したのですが名前がわかりません。
もしよろしければお教えください。」と
写真を送って問い合わせてみた。

朝メールチェックすると
“日本雁を保護する会”のAさんから
ものすごい緊迫したメールが2通届いていた。
まず、lこの写真がどこで、いつごろ撮影されたものでしょうか
至急回答をお願い致します
明らかに「シジュウガラガン」と思われます。
新潟県でしょうか、山形県、それとの北海道でしょうか
絶滅危惧種です。
足環をつけていましたでしょうか。
実は新潟から山形方面に移動したシジュウガラガンの
10羽程度の群れが現在、行方不明となっています。
その可能性もあります。
お電話をお待ちしています。
本日を含め、何時での結構です。 
誤字も緊張感を表している。

またすぐ後のメールでは
日本雁を保護する会で検討しましたが、この群れは
シジュウガラガンではありません。
先ほどの話しは取り消します
外来種カナダガンでしょう。どこで、いつ撮影されたのか
国内、国外どちらなのかが分かりませんと正確名解答は出来ません。
このカナダガンはペットが野生化したケースです。
という、これまた焦った感じの内容。

ひゃー。申し訳ない。

さっそく返信して
地理的な説明不足でお騒がせしたことと
庭先をのんきに歩いていた鳥たちであること、
日本国内で活動されている会だということを考えず
軽率にメールしてしまったことを平謝りに謝っておいた。
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by emi_blog | 2007-03-14 07:10 | その他 | Comments(1)  

Commented by emi_blog at 2007-03-15 08:29
<追記
地元人によるとこの辺りでガンは珍しくないどころか害鳥として退治されることもあるとか。
日本のカラスとよく似た扱いのようです。なんだかがっかり。
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