Address forms

家族間の呼称についての
ややこしい話。



日本語の家族は年下優先なので
子どもが生まれるとその都度
下から上に向かって改名を余儀なくされる。

英語でもDaddyやGrammaはあるけど
子ども用に限られていて
妻にDad呼ばわりされたりはしない。
兄弟姉妹の呼び方も訳しにくい。

たとえばKおじさんは
私の祖母から見て息子であるにも関わらず
私の母から見て兄であるにも関わらず
“パパ”と呼ばれていた。
本来そう呼ぶべき年上のいとこたちは
彼を“お父さん”と呼んでいて
特に混乱もなかった。

うちの親子に至ってはかなり複雑で
父は私に向かって“お父さん”という1人称を使う。
妻に当たる私の母は“ママ”と呼ばれ
これは母の1人称と一致している。
彼女は夫を“パパ”と呼ぶ。

そういえば私の友達のMちゃんやMちゃんは
母のことを2人称でも3人称でも“ママ”と呼ぶし
Yちゃんは“ママちゃん”と呼んで
自分の“ママ”と区別している。

私も幼い頃は“パパ・ママ”で育った。
が、小学校のまん中辺りで急に恥ずかしくなり
“お父さん・お母さん”もいまさらなので
ある日「今日から“とーさん・かーさん”にします」と宣言して
以来それを使っている。

ちなみに母は私のことを“emiちゃん”と呼ぶのに対し
父は“emiさん”と呼ぶ。
ずいぶん他人行儀だなぁと思ったのは大人になってからで
もし子どもの頃に気づいていたら
「実の子じゃないのでは…」と疑ったかもしれない。
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by emi_blog | 2007-05-06 23:31 | ことば  

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