ことば道場

シロートが活字を使うようになって
ことばの難易度が上がったと思う。



手書きの文字には人柄が自然と映るけれど
タイプした文字列ではそれがない。

それでもどうにか探ろうとするもので。

たとえばメールに“人間”を見ようとすると
フォントや絵文字、改行などのレイアウトが
ヒントになるだろうか。
実はこれはアートに近い好みの問題で
読み手と書き手の相性が関わってくるので
ちょっとフェアじゃない気がする。

若いコがいろんな方法を模索・発明しているのも
そういう必要に迫られた苦肉の策なのではないか。
自然に現れてこないから工夫するしかない。
受ける側もそれを“読んで”やらなければならない。
そのうえ量は膨大でスピードが要求される。
彼らのことば力に対して
あまりにも負荷が大きいような気がする。

色や絵の助けがほしくなるのは
ことば選びと読み取りの難しさが
限界に達している現われではないか。

逆に言えば定型の無味乾燥なフォームに
淡々と文章をタイプしていくというのは
無菌室で培養実験を行うようなもので
純粋にことばの力を鍛えるには最適な訓練かもしれない。

このブログは私専用のジムみたいなものだ。
書く、という筋トレ。
[PR]

by emi_blog | 2008-05-25 17:30 | ことば  

<< ライブラリー作り 完治 >>