習いたて

最近、というか少なくとも
大人になってから覚えたことば。



記憶に新しいのは“釈明”。
言い訳との境界がまだはっきりしないが
いずれにしても思ったほど悪いものじゃないらしい。
それどころか釈明し損なうと
関係を悪化させる可能性があるというのには驚いた。

不要と思っていたことが必要だったという意味では
“ご機嫌伺い”みたいなものもそうだ。
聞いたからどうだということは別として
様子を聞く、という行為自体が良い関係を保つのに役立つ。

私はちょっと実用/効率を重視しすぎる傾向がある。
ムダって大事なのだよね。

感情に関する語彙も驚くほど不足していて
今までどうしていたの?と思うことがよくある。

たとえば“楽しい”というのが使えるようになったのは
ずいぶん大きくなってからのことだ。
夜中まで一日遊んで友達を車で送っている途中
彼女が「今日は楽しかったねー」と言った。
その時、「ああ、これが“楽しい”なのか」と気づいた。

“かなしい”はわかるけど“寂しい”はイマイチだったり
“歯がゆい”や“惜しい”は知っているが
“悔しい”はどうも経験がなさそうだったり。
自己完結系の単語が豊富なのに対し
他との関わりで生まれるボキャブラリーが貧困のようだ。

これで言語だのコミュニケーションだのをやろうとは。
たいした度胸だね。
[PR]

by emi_blog | 2008-09-08 23:28 | ことば  

<< カタメウチ 流派 >>