悪役

「コワモテだけど本当はいい人」
などと言いますが。



役者さんに限らず
悪役ができるという時点で
すでにいい人である可能性は高いのではないかと思う。
だから「コワモテ“だけど”」は違うんじゃないかな。

怖い先生や厳しい上司、親などの役目は
大変なエネルギーを消耗する。
やりたくてやっているわけじゃなくて
やらなくてはいけないから引き受けているのだとしたら
これはかなり頭の下がることだ。

コミュニケーションでよく話題になる
Face(メンツ)にはポジとネガの2種類がある。
名誉とか長所とかを押し出して
Positive Faceを保つ方法と
弱点とか短所とかに触れないようにして
Negative Faceを保つ方法がある。

「私っていいでしょ」な面を営業して回るのは
アメリカ教的でどうしても苦手なのだが
まぁ仕方がない。
好かれることに一生懸命で
嫌われることを極端に恐れている人に会うと
なんというか、モヤモヤした残念な気持ちになるが
まぁ仕方がない。

それとは対照的に
自らPositive Faceをつぶして
悪役を演るというのは
プライドが高かったり負けん気が強かったりだと
なかなかできないのだろうと思う。
ますます頭が下がる。

『心を鬼にして』とはよく言ったものだ。
コワモテの鬼を“演る”ってことだもんねぇ。
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by emi_blog | 2009-03-25 23:12 | その他  

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