成長痛

“成長痛”ってのは
ちゃんとした医学用語ではないらしい。



年上のいとこHくんは中学生ぐらいの時
「急に背が伸びたからヒザが痛い」と言っていた。
痛いのに極端に弱い私はそれだけで
「中学生になりたくないなぁ」と思った。

だが私には成長痛は起きなかった。
痛くないのはよかったが
背がたいして伸びなかったせいだと半分がっかりした。

近年の研究では
成長痛の原因は骨など身体的なものではなく
精神的なストレスにあるという見方が有力らしい。
だとするとのんびりした親に育てられた一人っ子の私には
もともと現れにくい症状だったということだろうか。
なんだ。
じゃあもっと積極的に背を伸ばせばよかったよ。

それはともかく。

成長に伴う痛みというのはきっと存在する。
いわゆる“うつわ”がググッと大きくなるとき
私たちは鈍い重い痛みに襲われる。
眠れなかったり泣き叫んだりのたうちまわったり。
本人も周りもじっと我慢を強いられ
ただ時が過ぎるのを待つしかないような日々。

痛みに負けて心が折れてしまったり
自分を苦しめることに快感を覚えるようになってしまったら
それはもう“成長痛”ではない。
軽症のうちに回避したり
痛み止めを打って誤魔化したりする手はいくらでもある。
スマートに軽やかに生きるのも美学のひとつだろう。
そこらへんは個人の選択。

あいかわらず私は痛いのにはめっぽう弱い。
でも、まぁしょうがない。
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by emi_blog | 2009-04-05 21:27 | その他 | Comments(0)  

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