記憶力

思い出せない、について。



普段は
「忙しすぎて覚えていられないんだよ」。
で、休みになったらなったで
「休みだからボケちゃって」。
そう言って誤魔化していたが
じゃぁいつになったら正常になるかというと
いつまでもならないわけで
ということは
結局ずっと忘れっぽいままなのだ。
つまりもうそれが基本になっちゃったのだ。

名前も数字も出来事も
ぜーんぜん覚えていられない。
スパッと出たらかっこいいなぁとは思うけど
ものすごく困っているわけでもないので
改善の見込みがない。

たとえばうちの師匠は
人名・地名・著作物の出版年などを
ほぼ完璧に覚えている。
頭がいいんだねぇ、で済ませていたが
それだけでもない気がしてきた。

師匠の名字は読むのも書くのも難しい。
特にアメリカでは間違われることが多いのだが
彼にはそれがどうしても許せない。
呼びかけでもメールや手紙の宛名でも
逐一、強い語調で訂正しては
相手に気まずい思いをさせている。

そういう人だから
名前に対する意識が高いのだろう。
だから初見のときに
正しい名前をきちんと入れようとするのだろう。

一方、私はさほど難しい名前でもないが
やっぱりガイジンなので
間違えられることは時々ある。
卒業証書をもらうときにも発音が微妙で
母は「わかんなかったー」と言っていたけど
こういうのは慣れだからね。
私だってことがわかりさえすれば別に構わない。

そういう人だから
他の名前もいいかげんにインプットしている。
入力が甘いんだもの、
検索にてこずるのは当然のこと。

よくある引き出しの例えでいうなら
師匠の場合は
ひとつひとつじっくり丁寧に折りたたんで
色や素材別に引き出しを分けているんだろうね。
私のようにポイポイ雑に投げ入れるタイプは
引き出しに入れたつもりで
入っていないものが多い、ってとこかな。
ないものは見つけようがない。

また、意味を先に知ってしまう癖がつくと
名前を覚えるというのはさらに難しくなると思う。
たとえば
顔かたちや功績や所属や機能などが先にくると
名前はなかなか覚えないし思い出せない。
子どもが名前をよく覚えるのは
そのモノや人を説明する能力が十分でないため
名前に頼らざるを得ないからではないだろうか。

建てつけが悪くなったとか
容量が縮んだとか
どうせ本当かどうかわからないんだしさ。
“低下”じゃなくて
単なる“変化”だと思っておいた方が
気楽でいいじゃん。
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by emi_blog | 2010-01-25 09:13 | その他 | Comments(0)  

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