ヒミツ

「どうやって英語を習得したんですか?」
について。



言語に興味がない人との雑談で
この質問が出た場合には
『アメリカに住んだから』と答える。
本当度はあまり高くないがウソではない。
アメリカでも日本でも
結構あっさり切り抜けられることが多いので
最も便利な回答。

「どうやったらこうなったんだろう」と
メカニズムを知りたそうな人には
もうちょっとマジメに答える。
たとえば子どもに英語を教えるにあたり
特に新任だった最初の1年間で
フォニックスと中学文法を集中的に叩き込んだのが
効いたと思う、とか。
留学してからはさっぱり伸びていない、とか。

困るのは
「私にも秘密をわけてください」と言わんばかりに
すがるような目でこの質問をされるとき。
だって、それはわからないからさ。

“こうするのがいちばんです”とか
“これをしないとダメです”とかを
即座に教えてくれる業者さんならいくらでもいる。
が、どっかの誰かに聞いた方法が
あなたに成功をもたらすなんて
オイシイ話はないと思った方がいい。
あなたをよく知るあなたが
あなたに合った方法を自分で編み出す。
そしてやると決めたら必死でやる。
結局それしかないだろうと思うのだが
それは伝えるのがとても難しい。

こみいった話を辛抱して聞いてくれそうなら
『“英語のお勉強”をがんばったりしなかったのが
よかったのでしょう』
ぐらいのことを言うかもしれないが
誤解を招きやすいのであまり使えない。

「いろいろやってきたけれど
どれもこれもイマイチなんです」という人は
言語に向いていないか必要がないんだから
すっぱり足を洗った方がいいと思うけど
よほど親しい仲でもなければ
「やめとけ」とは言いにくい。

で、
『偶然が重なって』ぐらいでお茶を濁す。
すみません。
[PR]

by emi_blog | 2010-01-27 21:59 | 英語  

<< スパイラル 気温 >>