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タッチパネル

世の中はタッチパネル化がどんどん進んでいるが
私の指はあいかわらずタッチパネル非対応。



以前はタッチパネルといっても
ATMや券売機で出会うぐらいだった。
反応しなくてもたいていは代替策としてボタンがあって
難を逃れていた。
最近はそうはいかない。

アメリカの入国審査では指紋が写りにくいらしく
毎回「もっとギュッと押して」と言われる。

もちろんスマートフォンはうまく動かない。
今のところ持つつもりもないからいいんだけど。
他の人のスマホで、たとえば写真を頼まれたときも
なかなかいいタイミングでシャッターを押してあげられない。
新しくスマホに換えた人に使い方を尋ねられることがあるが
私が動かすとまるで“メカに弱い人”みたいなことになるので
「そこを、下から上に、ジャッと」のように口頭で教えたりする。

先日乗った飛行機のモニターもそうだった。
私は映画も見ないしゲームもしないからずっとオフにしていたんだけど
隣の席に座っていた日本人のご婦人に「音量を上げてほしい」と頼まれ
トライはしてみたもののやっぱりダメだった。
ご婦人は「壊れてるのかしら」なんて言っていたけど
反対側に座っていたアメリカ人男性が見かねてポポポッとタップしたら
あっさり操作できた。

いま借りているイマドキのビデオカメラも
再生・停止は思ったようにはできないし
スクロールなんて全然ダメ。
かろうじて録画ボタンは“リアル”なので助かっているが
これもタッチパネルになっちゃったら本当に困る。

ネット情報によると、爪を使う、ハンドクリームを塗る、軽く触れる等、
解決策はいろいろあるようだけど、どれも私には効かないみたい。
タッチパネルを開発している人はぜひ私で商品テストしてほしいよ。

タッチパネル非対応の指を持った私は
やがてハイテク社会のお荷物になるのだろう。
いちいち係員を呼んで代わりに操作してもらい、
面倒くさがられるのだろう。
肌身離さずキーボードを持ち歩いて、ヘンなあだ名がつくのだろう。
うぅぅ。

それにしても何がいけないのかな。
影が薄いせいかな。

by emi_blog | 2012-06-26 05:39 | その他 | Comments(0)  

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