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湿度

湿度が90%を越えている。
97%とかも、ザラ。



「湿度100%って、それはもう水中じゃないの?」
「測り間違えてんじゃないの?」と思ってウィキペディアを引くと
湿度の計算方法は「ある気温で大気中に含まれる水蒸気の量を、
その温度の飽和水蒸気量で割」る。
…ふーん。
さっぱりわかんないけど、湿度が100%近くになるのは
珍しいこっちゃないということはわかった(参照)。

でも、ここで暮らし始めて7年半、
こんなに湿度が高いのは珍しい。

たとえば日本にいて、特に梅雨時なんかだったら
その前提で行動するからさほど問題はないんだけど
アメリカにいると、どうやら「湿気が多い」ということを
私の頭が理解してくれないらしく、いつもどおり行動して
「あれ、濡れてる!」と驚いちゃったりするんだな。

冬の乾燥+暖房で肌や目が乾きまくるのと比べれば
体にはいいのかもしれないけど
食器もタオルも手洗いの洗濯物も、ものすごく乾きが悪い。
カーペット敷きの床もベッドもなんとなくしっとり。
カビ防止のため扇風機を組み立てて空気を循環させる。

バスルームへ行くと、Reed diffuser の放つ香りが
いつもより強い。
普段は気にならないタオル類の柔軟剤のにおいもする。
こちらのサイト(参照)によると
①におい分子が多く揮発してにおい元の絶対量が増え、
②大気の対流が活発になってにおいが届きやすくなり、
③嗅粘膜が湿ることで嗅覚が敏感になる、などが原因で
湿度が高くなるとにおいは強く感じられるらしい。
だからアメリカから日本へお土産にDryer sheetを持ち帰ると
家じゅう臭くてしょうがないってことになっちゃうんだよね。
私は鼻がいいので、高湿度の場所では暮らしにくい。

では実際に湿度が何%上がると、においがどれだけ強くなるか、
そういうデータはあるのかなと思ったのだが、あんまりなさそう。
研究発表(参照1:2003参照2:2012)をササッと見る限り
におい物質によっても違いがあるようだし、
なにしろ嗅覚は主観によるところが大きいから
「湿度何%につき、におい何%アップ」なんて
素人が考えるほど簡単には出せないみたいね。

まぁなんでもいいけどさ。
早くカラッとなっとくれ。

by emi_blog | 2013-07-04 01:44 | | Comments(0)  

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